2020年03月17日

コスタリカの守護聖母

国内最古の都市カルタゴに、コスタリカの守護聖母である黒いマリア像が祀られている。奇跡の聖母伝説が語り継がれており、周辺諸国から巡礼に来る人たちもいるほどだ。

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内部は厳かな雰囲気

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教会の地下に置かれている15センチほどの黒いマリア像

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ロス・アンヘレス教会の外観
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2020年03月16日

コスタリカ入国への顛末

パナマでの行程を終え、コスタリカの首都サン・ホセに到着した。ここに至るまでのこの日の顛末を記しておく。

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パナマの空港でチェックインしようとした際、「コスタリカ入国には出国の航空券提示が必要」と言われた。私は「バスでニカラグアへ出国する予定だ」と答えると、その乗車券を提示しなければならないとのこと。さらに、それを航空会社が見逃すとコスタリカ政府から罰金を課せられるそうで、チェックインを断られた。
私は機転を利かせて有料で使えるラウンジへ行き、自分のパソコンをネット接続する。コスタリカのサン・ホセから、ニカラグアのマナグアへの国際バスの乗車券をネットで発券。プリントアウトして再び航空会社のカウンターへ行き、何とかチェックインすることができた。飛行機は定刻通りに飛び立つ。

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外務省が毎日更新している「新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)」には、入国の1週間ほど前から上記のことが書かれていた。

しかし、在コスタリカ日本国大使館ホームページには、そのような記述がどこにも見当たらない。別室送りされることを覚悟しつつ、半信半疑で到着後に飛行機を降りた。そして入国審査所へ。滞在日数を尋ねられた際に、パナマの空港ラウンジでプリントアウトした国際バスの乗車券を提示すると、旅券に入国スタンプが押された。コロナウイルスに関することは、何も聞かれなかったのだった。

追記:その後、私が滞在中の3月18日にコスタリカは、外国人の入国を禁止する措置をとった。現地在住の日本人からは「紙一重の入国でしたね」と言われた。
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2020年03月15日

古代遺跡のような廃墟

首都の郊外に、パナマ・ビエホと呼ばれる廃墟がある。ここはスペイン人が1519年、太平洋岸で初めて築いた植民都市だった。しかし17世紀後半にイギリスの海賊たちが襲撃し、廃墟となってしまう。その後、現在の歴史地区であるカスコ・ビエホに街を移転した。廃墟はそのまま残されており、まるで古代遺跡のような様相だ。

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塔の跡が残る教会の廃墟はパナマ・ビエホの象徴

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住居の土台が随所に残されている


posted by sakaguchitoru at 05:43| Comment(0) | パナマ