2021年05月30日

プントで使用する楽器

キューバの農民音楽(ムシカ・カンペシーナ)のプントでは下記のような楽器が使用される

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ラウー:いわゆるリュート。復弦6コース、全12弦から成る旋律が美しい弦楽器。地中海東部が起源と考えられ、スペイン人がキューバに持ち込んだ。プントには欠かせない代表的な楽器である

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トレス:ギターと比べてやや小ぶりなキューバ独特の楽器で、復弦3コース、全6弦から成る。キューバ音楽全般的に使用される弦楽器。同時にギターも伴奏される

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ベース:近年はエレキベースで代用されることもあるが、もともと使用されていたコントラバスで演奏するのが一般的

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クラーベス:木製の棒状になっているもので、2本を打ち鳴らして共鳴させる。発祥のスペインでは存在しなかったが、メリハリを付けるためにキューバで使用されるようになったと考えられる

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ボンゴ:これもプント発祥のスペインでは存在せず、よりリズミカルにさせるために使用されるようになった。コンガなど他の打楽器を叩くこともある

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これは私が初めてプントを聴いた時の写真。ムシカ・カンペシーナが盛んな中部の主要都市カマグエイで2000年2月に聴いた。この時はモノクロフィルムで撮影

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2021年05月29日

シエンフエゴスで聴いたプント

キューバ中部の都市シエンフエゴスでは、中心街のビジュエンダス公園で、毎週日曜の10時頃からムシカ・カンペシーナと呼ばれる農民音楽が上演される。楽団の伴奏部分と、演奏が外れて歌手がデシマという十行詩を詠み歌う部分に分かれる、プント・リブレという形式の音楽だ。
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プント・リブレの上演

歌手が掛け合いになる、典型的なコントロベルシアのプント・リブレとなった。コントロベルシアとはスペイン語で論議を意味し、歌合戦のようになる。日常の出来事を風刺して歌って聴く人たちを笑わせ、会場が盛り上がってきた。私はずっと最前列にいたが、後ろを振り返ると50人ほどの聴衆が集まっている。そのほとんどは年配の人たちだ。
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聴衆のほとんどは年配の白人ばかり

一般的にキューバ音楽は、いかに聴衆を踊って楽しませるかで、その楽団の人気度が問われる。しかしプント・リブレはダンス音楽ではない。年齢的に踊るのが厳しい年配の人たちが、このような音楽に親しんでいるのであろう。公衆の場での楽団上演なので、もちろん入場は無料だ。あまり外国人には知られていない音楽だが、プントはこうして年配の人たちの娯楽となっている。シエンフエゴスのこの公園で、プントの上演と聴衆の反応ぶりを見て、キューバ音楽の奥深さを垣間見たような気がした。
posted by sakaguchitoru at 17:30| Comment(0) | キューバ