2024年04月30日

コルドバの市街を巡る

アルゼンチン北西部のトゥクマンを後にして夜行バスで9時間ほど、同国第二の人口規模を誇るコルドバに到着した。まずは中心街の歴史地区へ行ってみる。そして大聖堂を見学してみた。

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街の中心部であるサン・マルティン広場

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広場に面して大聖堂が建っている

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大聖堂の中は厳かな雰囲気

以前にコルドバに来た時、市場へ行った。同じ所かどうかは思い出せないが、歴史地区から少し外れた所にある市場へと行ってみた。野菜や果物などの青果が売られており、肉売り場では地元客が肉の部位と量を注文して購入していた。

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注文に応じて店員が肉を切り分ける

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多様な部位の肉が冷蔵室に並べられている
posted by sakaguchitoru at 07:02| Comment(0) | アルゼンチン

2024年04月29日

日曜の昼にフォルクローレの演奏

トゥクマンの中心街にあるレストランで、日曜の昼食時にフォルクローレの演奏が予定されているとのことで行ってみた。不定期で音楽上演されるそうで、この週の金土曜は別のジャンルの音楽だが、フォルクローレを聴きたいのならば日曜の昼にあるとのことだった。

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計9人によるフォルクローレの演奏

利用したレストランは肉料理に定評がある名門店。私は一般的な牛肉のステーキを食べたが、隣の席では家族でパリージャを注文していた。パリージャとはアルゼンチンならではの肉の盛り合わせで、赤身の肉、腸詰、内臓など。写真を撮らせてもらった。

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パリージャという肉の盛り合わせ

フォルクローレの演奏は計9人の編成で、楽器はギターとボンボという太鼓を使用。伝統的な演奏をしつつも、曲によっては現代風にアレンジしたものだった。

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トゥクマンの中心部に建つ大聖堂

ここ数日、トゥクマンに来てからはずっと曇っていて、小雨が時折降るという天気だった。午後の短い時間ではあったが晴れて青空が広がり、過ごしやすい1日となった。
posted by sakaguchitoru at 06:51| Comment(0) | アルゼンチン

2024年04月28日

トゥクマンでラグビー観戦

たまたまバスターミナルに行った時、その近くで子どもたちがラグビーの練習をしていた。聞くところによると、午後に国内リーグのトーナメント戦が行われるとのことで、教えてもらった時間に行ってみる。

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展開の速いプレーが見られた

トゥクマンをはじめ、アルゼンチン北西部には全10チームからなるリーグがある。この日に行われたのは、赤いジャージのロス・タルコス・ラグビー・クラブLos Tarcos Rugby Clubと、緑と黒のジャージのトゥクマン・ラグビーTucumán Rugbyによるトーナメント戦だった。これまでトゥクマン州からは、名の通ったラグビー選手を輩出してきた。例えばアルゼンチン代表として活躍した選手で、2023-2024年シーズンでは日本のリーグワン、東京サントリーサンゴリアスに所属していたニコラス・サンチェス。彼はトゥクマン・ローン・テニス・クラブTucumán Lawn Tennis Clubで10代の時にプレーをし、20代前半にフランスのリーグに渡って活躍してきた。

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ラインアウトからのプレー

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モールで押し込んでトライとなった

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難しい角度からのコンバージョンキックを決める

サッカーの影響が強いのだろうか。キックの精度が高いように感じられた。プレーの展開は速く、攻守が何度も入れ替わる場面があった。逆の視点で見ると、それは攻撃側がボールを保持できていないということだ。また、審判の判定は国際基準から見るとおおまかな感じで、例えばラインアウトからの明らかなノットストレートに笛が吹かれない場面もあった。

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観客は数百人程度だろうか

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試合が終わって互いに称え合う

アルゼンチンではラグビーはアマチュアスポーツである。国内リーグで活躍する有望選手は、欧州をはじめとした北半球のプロチームにスカウトされ、その中からアルゼンチン代表として選ばれることになる。
posted by sakaguchitoru at 12:12| Comment(0) | アルゼンチン