2017年01月03日

ペリト・モレノ氷河(中)

 ペリト・モレノ氷河は最も人気がある景勝地の1つで、パタゴニアを象徴する名所である。この氷河は幅4キロ、全長30キロと途方もなく大きい。末端は湖面からの高さが最大で60メートルある。ペリト・モレノ氷河は湖を挟んでその対岸の丘に展望台が設置されており、巨大な氷河をじっくり見学することができる。
 氷河は雪が堆積し、融解と凍結を繰り返しながら長年かけて形成される。パタゴニア南部域の山岳地帯は降水量が多く、大地の氷が河となって流れていく。ペリト・モレノ氷河は年間の移動速度が約700メートル、つまり1日あたり約2メートル分、湖に崩れ落ちているということだ。
 ペリト・モレノ氷河を観察していると、時折音を立てて氷が崩れる。運が良ければ、大きな氷塊が根元から崩れ落ちる瞬間も見られる。氷河や湖は表面が青々として神秘的に美しい。氷河に含まれる砂や塵など細かい粒子に日光が当たると、波長の短い青い光は散乱されるからだ。こうして青く見える巨大な氷河は、周りの森林に囲まれて独特な光景を創り出している。

氷河船.JPG
posted by sakaguchitoru at 09:36| Comment(0) | アルゼンチン
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