2017年01月15日

ウユニ塩原(中)

 翌朝,ホテルに日本製の四輪駆動車が迎えに来た。ウユニ塩原へのツアーは未舗装の道を行くので,ボリビアで人気が高い中古の四輪駆動車が使われている。ウユニの町を出て30分ほどで,塩原が見えてきた。
 ツアー車がウユニ塩原に入ると,まるで舗装道を走っているような感じがしたのは,塩原は平坦で表面が硬いからであろう。そして周囲はどこまでも白い塩原が広がる。
 しばらく走った後,車を停めてもらった。降りて見渡す景色は,雪原のような一面の銀世界。標高3700メートルほどの地に広がる,360度どこを見ても真っ白で平らなウユニ塩原。サングラスなしでは目が痛くなるほど光り輝く光景は,今まで見たことのないものでとても感動的であった。
 ウユニ塩原の総面積は,日本の四国の半分ほどあり,東西および南北100キロ以上に渡って広がっている。太古の時代に地殻変動でアンデス山脈が隆起してできた際,大量の海水が閉じ込められ,長い年月を経て干上がったと考えられる。南米には同じような塩原があるが,ウユニが世界最大面積の塩原だ。
 車で1時間ほど走ると,塩原の中心付近に島のように浮き上がったインカワシという小さな丘にたどり着く。ツアーはここで自由行動となったので,この丘を登ってみた。柱状のサボテンが林立している。猛禽類のノスリ,黄色い小鳥ヤマシトドなどの野鳥が観察できた。
 インカワシの丘上からは,少し不思議な光景が眺められる。手前にサボテンが生えている背後に塩原の銀世界が広がっている。そんな奇景を見ながら,地球上にこのような場所が存在するのかと感慨にふけった。

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posted by sakaguchitoru at 09:42| Comment(0) | ボリビア
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