2017年06月06日

アティトラン湖周辺の先住民村を回る

パナハッチェルという観光都市を拠点に、アティトラン湖に面した湖畔の先住民村を取材した。全4つの村を回り、最初の2つは乗合トラックで。後の2つは乗合ボートと三輪タクシーを使い、天気が良い午前中のうちに取材して写真撮影をする。

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最初はサンタ・カタリーナ・パロポという村。女性は青を基調とした伝統衣装を着ており、織物など民芸品作りも盛ん。教会の前で薪を売っている女性がいた。

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次に行ったのはサン・アントニオ・パロポ。見ての通り女性たちは、制服のように同じ伝統衣装。ここも青色だが、前者と刺繍の柄が少し違う。

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乗合トラックでパナハッチェルに戻り、桟橋に行って乗合ボートを探す。サン・ペドロ・ラ・ラグーナという村に行こうとしたが、出航しようとしていた乗合ボートはサン・フアン・ラ・ラグーナへ行くと言う。この両村は3キロくらいしか離れていないから、陸路で行ける。そして到着したサン・フアン・ラ・ラグーナは、民芸品店が軒を連ねていた。

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その後に三輪タクシーでサン・ペドロ・ラ・ラグーナへ行く。比較的大きな村なので、市場には近郊から野菜や果物の売買で集まってきている。この村は現代風のヒッピーとも言おうか、住み着いている外国人も多い。飲食店やホテルの経営、さらには家や土地を所有している人も少なくない。昼食を済ませてコーヒーを飲んでいたら、雨が降ってきた。

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パナハッチェルにすぐ戻ろうか、どこかで時間を潰そうかと迷っていたところ、日本語の表記が目に入った。声をかけてみると、店主は日本人の女性だった。埼玉県出身の岡芹さんという方が店を切り盛りしている。
https://www.facebook.com/K%C3%A1mui-181879522201408/?fref=ts

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このお店は自家製の豆腐が評判で、キムチも作っている。この村に在住している外国人に好まれており、常連客も多いらしい。せっかくなので、豆腐料理を食べさせていただく。取材に来て3週間になるが、和食はずっと口にしていなかったので、心が休まる思いをした。



posted by sakaguchitoru at 13:25| Comment(0) | グアテマラ
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