2024年05月01日

チェ・ゲバラが暮らした地

州都コルドバから約30キロ南西に、アルタ・グラシアという小さな街がある。バスで50分ほどの所にあり、アルゼンチン第二の人口規模で大学がいくつかある学園都市コルドバへ通勤、通学している人もいるようだ。川が流れて中心部に池もあり、起伏の緩やかな地に住居が連なる。

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チェ・ゲバラが少年時代に過ごした家

アルタ・グラシアは、キューバ革命の戦士チェ・ゲバラが少年時代に過ごした街で、彼が暮らしていた家が博物館として公開されている。内部を見学してみた。

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使っていたベッドと衣服

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台所が当時のように再現されている

エルネスト・チェ・ゲバラ(1928〜1967年)は、幼少期にこの家に引っ越してきて、大学に入る前までの少年時代を過ごした。残されている家具や調度品は多くはないものの、当時の写真がたくさん展示されている。彼は10代の時にラグビーに励んで、医学の勉強を始めた。大学は首都ブエノス・アイレスへと進学し、その後に中南米各地を旅して数々の経験をしてきた。そして、メキシコでカストロ兄弟と知り合い、キューバ革命を実現させたのである。


posted by sakaguchitoru at 08:50| Comment(0) | アルゼンチン
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