2018年09月01日

メキシコ国内でのコーヒー事情

メキシコはコーヒーの産地なので、それなりに美味しいコーヒー豆が販売され、カフェテリアでも味わえることができる。ただそれは最近になってのことだ。なぜなら高品質の豆は輸出用に出荷されてしまい、国内で飲めるコーヒーは以前は美味しくなかった。私が初めてメキシコ国内を周遊した21世紀前半は、飲食店でを注文すると、お湯とインスタントコーヒーの瓶が出てくるという始末。今でも安食堂でコーヒーを頼むと、そのようなことが稀にある。

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私の記憶では2010年以降だろうか。メキシコ国内で生産されたコーヒー豆が売られている店が各都市で見られるようになった。産地、煎り具合、挽く大きさなどを注文して、量り売りしているコーヒー店がある

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カフェテリアも最近ではよく見かけるようになった。全国チェーン展開している店もあるほど。例えばThe Italian Coffee Companyという店は各都市で増えてきた。これはイタリアでもなく、英語表記だからと言って米国でもなく、首都近くにある都市プエブラ発祥の会社である。

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個人経営のカフェテリアでも、機械を使用して1杯ずつコーヒーを出してくれる
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2018年07月30日

カストロとゲバラが出会った地

メキシコ市のクアウテモック地区には、フィデル・カストロとチェ・ゲバラが交流した場所がある。いま泊まっている宿から徒歩圏内にあるので行ってみた。

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名門レストランのカフェ・ラ・アバナ

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店内にはキューバの首都ハバナの古い写真が飾られている

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この店を利用した中南米の著名人の名前がずらり
オクタビオ・パス(メキシコの外交官、詩人)
フィデル・カストロ(キューバの革命指導者、元国家元首)
チェ・ゲバラ(アルゼンチン出身の革命家)
ガルシア・マルケス(コロンビアの作家)

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フィデル・カストロとチェ・ゲバラが初めて会った家が残る
住所はJosé de Emparán 49

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その家には張り紙があり、カストロとゲバラが出会ったことが記されている

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さらにその家近くの小さな広場にはゲバラの像があった
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2018年07月29日

この方お仕事されています

オアハカの歴史地区にある市場の片隅で、自転車を改造した器具のペダルを漕いでいるおじさんがいた。

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遊んでいるわけでもエクササイズしているわけでもない

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手元をよく見るとナイフを研いでいる
刃物を扱う店の人だった
posted by sakaguchitoru at 12:43| Comment(0) | メキシコ