2024年05月04日

首都モンテビデオを巡る

以前、2006年にウルグアイに来たことがある。その時に首都モンテビデオで取材をしたが、ざっと歩いた感じでは20年近く前とあまり変わっていないようだ。

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中心街にある広場の一つ

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児童たちが課外活動をしていた

市場へ行ってみた。ここもほとんど変わっていない。敷地内にあるレストランでは、多様な部位の肉が焼かれていた。ウルグアイの調理方法は、アルゼンチンのように炭火で焼くのではなくて、薪で焼くのが特徴だ。

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多種類の肉が薪で焼かれている
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2024年05月03日

ウルグアイへ渡る

アルゼンチンの首都ブエノス・アイレスは川幅50キロほどのラ・プラタ川に面している。港から見ると、まるで海のようだ。その北側の対岸は隣国ウルグアイで、約1時間でフェリーでコロニアという街へ渡ることができる。

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コロニアの旧市街がフェリーから見える

正式名称コロニア・デ・サクラメントという小さな街は、かつて要塞に囲まれた古都。歴史地区となっている旧市街は、現在は観光地として多くの人が訪れる。石畳の小道が続き、要塞跡が残されている。

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石畳の道に飲食店が軒を連ねる

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要塞跡が自由に見学できる
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2017年04月01日

ムヒカ夫人を紹介した著書

 皮肉なもので、編集や校正の仕事をしていると本を読まなくなる。なぜなら業務で大量に読み込んで疲労困憊してしまい、趣味として読書をしようという気力がなくなってしまうからだ。ただ、ライターとして活動している期間は参考文献としてたくさんの書籍を読むし、仕事が少ない時期は月に10冊くらい読むこともある。
 ふとしたきっかけで1冊の本を読むことになった。以前に自分がキューバに関する講演会を開催した際、「今年キューバへ取材に行くのです」というライターと版元の編集者が来てくれた。そのライター佐藤美由紀さんから、キューバに関する諸事情をお尋ねしたいとメールがあり、数日前にお会いして社会事情をいろいろ解説した。「できれば編集者も同席して」と指定したその日は、下記の見本誌が完成して版元の双葉社に来たからだったのだ。そして私にも、まだ流通していないできあがったばかりの見本誌をくれた。

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 全6章あるうちの1章しかまだ読んでいないので、書評というほどのものではない。世界で最も質素な生活をしていた、ウルグアイの前大統領ホセ・ムヒカに関する本を佐藤さんは書いているが、その続編とも言おうか、今回の著書は夫人のルシアの人生を追ったもの。1章の生い立ちでは、比較的裕福な家庭環境が描かれている。そのルシアがなぜゲリラ活動に参加するのか、その展開を期待して読み進めたい。

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