2017年06月05日

教会の廃墟が残るアンティグア

古都アンティグアには教会や修道院の廃墟がある。1773年にこの都市が大震災に見舞われ、多くの建物が崩壊した。その当時の廃墟のまま残されている代表的な建物の一つが、レコレクシオン修道院跡。その敷地は200メートル四方くらいあろうか。

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このように巨大な瓦礫が残されている。ほとんど崩壊した当時のままで、下手な補修をした古代マヤ遺跡よりも、見応えがある。

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教会の礼拝堂だった部分と、修道院の所が何となく造りとして想像できる。ここは修道院の部屋が並んでいた場所だろう。

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その後に取材したのはカプチナス修道院跡。その教会前で15歳の成人記念の写真を撮っている女の子がいた。

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ここは崩壊こそ免れたものの、見ての通り、教会は礼拝堂として機能していない。屋根の部分は崩落してしまったようで、上はアクリル板のようなもので覆われていた。

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修道院だった所は何らかの補修をしたようで、現在は博物館になっている。その中庭は噴水跡があり、花々が咲き誇っていた。
posted by sakaguchitoru at 07:51| Comment(3) | グアテマラ

2017年06月04日

アンティグアでマリンバの演奏を聴く

今はアンティグアという古都に滞在。かつてグアテマラの首都が置かれていた街で、コロニアル調の家並みが建ち並んでいる。といっても周辺には先住民の村が点在しており、路上で民芸品などを売る伝統衣装姿の女性がちらほら。世界遺産に登録されたのは1979年なので、かなり前から外国人旅行者が訪れている。ちなみに私が初めて個人目的で1999年に初めて来た時も、すでに観光地化していた。

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本来なら市街の写真を撮りたいところだが、今日も曇り空でうまく撮影できそうもない。そこでホテルや飲食店などの物件取材を中心に行動した。老舗の高級ホテル内にあるレストランでは、毎日マリンバの演奏をしている。マリンバというは中米の木琴で、グアテマラの伝統音楽で使用される代表的な楽器だ。

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さらに周辺の先住民村の伝統衣装紹介もあった

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そして20分ほど踊りが上演される。観光客向けという要素も大きいが、今日は土曜なので首都などから来ている地元の行楽客も多く、音楽に合わせて踊っている人たちもいた。
posted by sakaguchitoru at 09:26| Comment(0) | グアテマラ