コルカ渓谷２日目

宿泊したロッジは谷底にあって自家発電のため、部屋の照明は限られた時間しか付かない。朝４時に起きるように言われたが、電灯は持参していなかったので、カメラの液晶を照らして準備をした。そして４時半に登山を開始するがまだ真っ暗で、他の旅行者の電灯を頼りに歩くことにした。ロッジがある地点は標高約2200メートルで、その上にある標高約3300メートルまで所要3時間を目標に登っていく。久しく登山をしていなかったので、かなり厳しい歩行だった。途中で別の団体や馬に抜かれたりする。標高約3000メートルを超えると息切れもしてくる。所要3時間半で何とか登り切ることができた。


この壮大な渓谷を登ってきたと思うと感慨深い


登った所にはジャガイモ畑がある


村の中心部では朝から集会があるらしい


昼前に寄った温泉でふと遠方を見ると火山が噴煙を上げていた


アレキパへ戻る道中で最高地点である標高4910メートル地点
観光客相手に民芸品を売っているたくましい先住民女性たちがいた

コルカ渓谷１日目

アレキパを明け方３時にツアーバスが出発。標高2300メートルほどのアレキパから、標高約3500メートルのコルカ渓谷へ。ツアーバスに乗っている途中、酸欠と体のむくみのような高山病の症状が出て、少し気分が悪くなった。後でガイドに聞いてみると、街道の最高地点が標高4910メートルあると言う。


標高約3500メートルのコルカ渓谷


そこにコンドルが出没する展望台があって観光客がたくさんいた


500ミリの望遠レンズを装着してコンドルを遠景で撮影
（満足のゆく写真が撮れたとは言い難い）


約2000メートル下の川まで3時間ほどかけて降りて


さらに起伏の多い山肌を3時間近くかけて下流方面に歩く
この日は川近くのロッジで宿泊した

アレキパに到着

ペルー第二の都市アレキパに着いた。夜行バスで揺られること約16時間半。体力温存のため、市街の写真撮影は別の日に。明日はコルカ渓谷の２日ツアーに出るので、明け方３時出発だ。


アレキパの中心部に庁舎跡が建つ


リマから乗ったバスは１列２列の広い座席


道中は草木のほとんどない砂漠地帯だった