ラウー:いわゆるリュート。復弦6コース、全12弦から成る旋律が美しい弦楽器。地中海東部が起源と考えられ、スペイン人がキューバに持ち込んだ。プントには欠かせない代表的な楽器である
トレス:ギターと比べてやや小ぶりなキューバ独特の楽器で、復弦3コース、全6弦から成る。キューバ音楽全般的に使用される弦楽器。同時にギターも伴奏される
ベース:近年はエレキベースで代用されることもあるが、もともと使用されていたコントラバスで演奏するのが一般的
クラーベス:木製の棒状になっているもので、2本を打ち鳴らして共鳴させる。発祥のスペインでは存在しなかったが、メリハリを付けるためにキューバで使用されるようになったと考えられる
ボンゴ:これもプント発祥のスペインでは存在せず、よりリズミカルにさせるために使用されるようになった。コンガなど他の打楽器を叩くこともある

これは私が初めてプントを聴いた時の写真。ムシカ・カンペシーナが盛んな中部の主要都市カマグエイで2000年2月に聴いた。この時はモノクロフィルムで撮影